News

「鬼凧(おんだこ)」(鬼凧工房)に支援をはじめました。

鬼凧工房
鬼凧工房

東方文化支援財団は、主たる6事業より「地域再生を意識した活動」の1つとして、長崎県 壱岐島の伝統工芸「鬼凧(おんだこ)」を制作している鬼凧工房に支援をはじめました。
「鬼凧」は、鬼退治の様子が描かれた長崎県 壱岐島に伝わる伝統凧で、家内安全、無病息災の魔よけとして室内に飾り、島民にとって欠かせない縁起物です。
職人は、十数年前まで島に数人おりましたが、現在は平尾フクヨさん(85)ひとりだけ。
こうしたピンチに、福岡県で暮らす孫の斉藤あゆみさん(26)は、半世紀にわたって凧づくりを続ける祖母の技を受け継ごうと、時間を見つけては島へ通っています。
壱岐の文化伝統につなげる祖父母の宝物を守り受け継いでいく想いに心を動かされ、支援をはじめました。